- 福祉(ふくし)
「ふくし」を漢字で書くと「福祉」、「福」も「祉」もどちらも幸せや幸福を意味する漢字です。英語にすると「welfare(ウェルフェア)」という言葉になります。「well=よく」という言葉と、「fare=生きる」という言葉が合わさってできた言葉で、「よりよく生きる」という意味です。
- ボランティア
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ふだんの くらしを しあわせに するために、アイディアを出し合ったり、手や足を使ってあせをかいたりして、『こまったことをかい決しよう、もっと良くしよう』とする活動です。あなたの持っているやさしさを、他のだれかにわけてあげる事です。
また、ボランティアとは、だれかのためだけでなく、自分のためにもなる活動です。楽しんで活動できる、お友達がふえる、いろいろなことを体験できるなど、たくさんの面白さがつまっていますよ。
- バリアフリー
みんなが生活しやすいように、行動や心のじゃまになる「かべ(バリア)を取りのぞこう」という考え方のことです。
- ユニバーサルデザイン
みんなが生活しやすいように、だれでも使えるものを作ろうという考え方やそのせい品やまちづくりのことです。
- 車(くるま)いす
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生まれつき体が不自由であったり、病気やケガで歩くことができない人などのい動の道具として、「車いす」があります。
車いすは、いすにすわったしせいで、両側についた車輪を手で動かしたり、後ろからかい助の人がおしたり、電気の力で車輪を動かしたりすることでい動ができます。
車いすは、「車」がついていますが、車いすに乗っている人は、歩行者として、歩道や建物の中をい動できます。
車いすでい動するには、人が歩くはばよりも少し広さが必要だったり、小さなだん差をのりこえるのが大変だったりします。駅の改札口に他よりも広いところがあったり、建物の入り口にだん差がなかったりするのは、車いすでのい動がしやすく、そしてだれもが利用しやすいように工夫されているからです。
- 手話(しゅわ)
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耳の不自由な人がコミュニケーションをとる言葉のひとつです。身ぶり、表じょう、手のかたち、動きによって会話する方法です。手話を使って耳の不自由な人の耳や口のかわりに言葉を伝える手話通やくという仕事もあります。
手話以外のコミュニケーションの方法として、相手の口やしたの動きを見る「口話(こうわ)」、紙に書いて伝える「筆談(ひつだん)」、文字や数字を空間に書く「空書(そらがき)」、指だけで日本語の五十音を表す「指文字(ゆびもじ)」があります。
- 点字(てんじ)
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点字は目の不自由な人が読んだり書いたりするために使う文字です。たて3点、横2点の6つの点の組み合わせからなる文字で、6つの点の組み合わせは63通りあります。それぞれが五十音や数字、アルファベット、記号を表します。
- 盲導犬(もうどうけん)
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目の不自由な人が外に出かける時は、白いつえ(白杖)を使っていたり、盲導犬といっしょに歩いていたりします。
盲導犬は、道路の障がい物をさけて進んだり、だん差や角を教えたりして、目の不自由な人が安全に歩くためのお手伝いをします。
盲導犬はハーネス(盲導犬用のどう輪)をつけていて、盲導犬ユーザー(使用者)は、このハーネスをにぎって盲導犬の動きを感じて安全に歩くことができます。
犬は地図が分からないので、目的地には盲導犬ユーザーが頭の中で目的地までの地図をえがきながら盲導犬に指じを出しています。例えば、2つめの角を左に曲がって、その次の交差点をわたったところにあるゆう便局に行く時、盲導犬ユーザーは、盲導犬が教えてくれる角をたしかめながら、目的地まで歩きます。
- 優先席(ゆうせんせき)
バスや電車などで、障がい者やお年寄り、おなかにあかちゃんがいる人や病気の人にすわってもらうための席です。
- デイサービス
認知症や体の弱いお年寄りなどが、昼間だけ通うサービス。かい助を受けながらおフロやご飯、運動、レクリエーションなどを行い心と体のリフレッシュをしたり、家族の負たんを軽くするのが目的です。
- シルバーゾーン
お年寄りがよく利用する所の周り(おおむね半径500m)で、お年寄り
が
きけんを感じたり、交通事故が起こりそうなところや、車の運転手やお年寄りが注意をするところです。