「ふくし」ってなに?
ふだんの
くらしを
しあわせに
「ふくし」って、だれか、とくべつな人のことだと思っていませんか?
いいえ、そんなことはありません。
「ふくし」は「ふだんの くらしを しあわせに」することです。
あなたも、お父さんも、お母さんも、家族も、お友だちも、先生も、おとなりのおばさんも、近所のおじいさんも、電車で見かけるとなりまちのおねえさんも、会ったこともない遠くのまちのおにいさんも、生まれたばかりの赤ちゃんも、こしの曲がったおばあさんも、日本人も、外国の人も、体の不自由な人もそうでない人も、みーんな、しあわせにくらせるように、なかよく、思いやりをもって、ささえあって生きていこうということなのです。
ほらね、あなたにとって、とても大切で、とても身近なことでしょ?
でも、ちょっとむずかしいことだなと思ってしまいましたか?
いいえ、そんなことはありません。
まちで道を聞かれたら、おしえてあげるでしょ?
小さな子が転んでしまったら、手をさしのべて、だいじょうぶ?って声をかけてあげたくなるでしょ?
こまっている人がいたら、助けてあげたくなるよね。
助けてあげたい気もちを大切に、だれかのために行動することが、「ふくし」です。
そして、あなたも、毎日、だれかに助けられて、ささえられて、生きているのです。